地域創生

農業・地場産業の活性化

● 農家の所得向上への取り組み        
● 地場産業の活性化                            
● 観光・商工業の活性化                   
● 広域観光・広域行政への取り組み
★子どもからお年寄りまで豊かに生きる社会★

まちづくりは ひとづくり

まちづくりは ひとづくり

●大鰐町を好きになる

日本全国に大鰐町が好きで、大鰐町を応援してくれている人たちが沢山います。大鰐町を良くするには大鰐町を好きになることです。(「ふるさと教育」の推進)
●大鰐町に誇りを持つ
町の歴史や文化の中にまちづくりのヒントが眠っています。大鰐町を知り、良いところは誇りを持ち、そうでないところは変えていきましょう。
●がんばっている人を応援する
まちづくりやまちおこし、子どもたちの活動にがんばっている人が沢山います。がんばっている人たちをみんなで応援しましょう。
●まちづくりをあきらめない
まちを良くすることを絶対あきらめない。小学生からまちづくりに参加してもらい未来の地域リーダーを育成する。(元気隊キッズ事業の拡充)
 10年後、20年後を楽しみにがんばりましょう。

大鰐町はこんなに凄い

大鰐町はこんなに凄い

●抜群の交通アクセス
東北自動車道I C、特急の停まるJR奥羽本線駅、青森空港、大館能代空港まで1時間以内。県内最高のアクセス網。
●800年の歴史ある温泉
平川が流れる情緒あふれる温泉宿は、かつての賑わいを取り戻す大きな可能性を秘めています。(仮称「北の湯布院」推進計画)
●全国トップレベルのグルメの数々
大鰐温泉もやし、りんご、米、トマト、メロン、高原野菜、しいたけ、シャモロック、自然豚、赤ビーツ、山菜、きのこ 等々。
●自然・施設・設備
阿闍羅山、茶臼山、大鰐天然スギ・ヒバ混交保護林、早瀬野ダム、石の塔、スキー場(FIS 公認コース)、鰐come、あじゃら運動公園(野球場、ラグビー場、テニスコート)、キャンプ場、大円寺、羽黒神社、百年食堂、足湯、板碑、弘南鉄道大鰐線、高速バス停、デマンドバス等々

すとう尚人の改革目標

すとう尚人の改革目標

❶血の通った行政
困っている町民を何とかしてあげる、というヒューマニズム行政の推進。
❷ 地域活性化を見据えた新型コロナ対策
迅速なワクチン接種、無料PCR検査の拡張、疲弊した地域経済の回復、地域そのものの魅力を高めるための取組。
❸ あじゃら山の通年活用推進
夏山登山、マウンテンバイク、パラグライダー、トレイルランニング、前平アタック、フォトロゲイニング、草スキー等々。
❹ 子育て、小中教育の充実
子育て支援の確立、教育支援員の拡充、小中一貫教育の推進、部活動の助成拡大。
❺ 医療・福祉・健康政策の充実
町立大鰐病院の機能確保、地域包括ケアシステムの推進、医療等への温泉利活用、健康長寿宣言の見直し・重点化。

スキーの里づくり計画(仮称)

「スキーの里づくり計画(仮称)」

2022年3月
この計画は教育課長時代の平成25年(2013年)に知事要望のために作った文章をもとにしています。皆様のご意見を取り入れてより良いものにしたいと思います。

 

 大鰐町は、「スキーと温泉の町」として全国的に有名な町でしたが、日本経済のバブル崩壊や町のリゾート開発の失敗など、近年は苦しい状況が続いております。しかし、借入金の返済も、順調に進んでおり、赤字債権団体を脱却することができました。 
 現在、我が国は様々な問題を抱え、激動の時代を迎えています。過去に例のない少子高齢化、人口減少、今まで経験したことの無いスピードで進んでおります。地域の衰退、空洞化が進んでいます。人口の減少に伴い空き家が増え、町の再開発、スマート化が求められています。

青森県は、平成22年3月に「青森県スポーツ振興計画」を策定し、平成25年3月に改定を実施しました。改定後の振興計画の重点項目と重点方策は「子どものスポーツ活動の推進(子どものスポーツ環境の充実、外遊びやスポーツ活動の奨励)」、「地域スポーツの推進(総合型地域スポーツクラブの育成、地域のスポーツ活動を支える人材の育成)」、「ジュニア競技者の育成・強化(育成強化システムの構築)」という3つの大きな柱によりスポーツによる「豊かで健康な青森」の実現を目指しています。

 スキーの里づくり計画(仮称)」は、地域のスキー環境の整備による子どもを中心としたスキー人口の増大、スキーを中心とした総合型地域スポーツクラブの育成、ジュニア競技人ロの増大、競技力の向上、各種合宿や大会開催等による交流人ロの増大など、青森県が目指す方向性と一致しており、県施策を実現する上でも大きな推進役となりうるものである。

 

大鰐温泉スキー場エリアを重点的に施設整備することにより、スキー競技のスポーツ拠点、スポーツ合宿地としての環境を整備し、町内外から人を呼び込み、全国に誇れるスキーのまちの再興、更にはまちの賑わいの創出と地域経済の活性化を図る。

また、競技人ロの底辺拡大と競技力の向上のため、実業団・大学等の大型合宿の誘致を進めるとともに、一流選手やコーチからの指導機会を得ることによって、地元小・中・高校生の競技力の底上げや、指導者の養成を図り、オリンピック選手のような町民が期待するトップアスリートの輩出に繋げていく。

加えて、全国規模の大会開催を誘致することにより、町民の関心やジュニア選手の競技に取り組むモチベーションの向上、選手や観客によるまちの賑わいといった相乗効果を得ようとするものである。

大鰐町は全日本スキー連盟発祥の地であり、日本の競技スキーの先駆けとして、青森県はもとより日本の競技スキーを牽引してきた。しかし、2003年の冬季アジア大会の開催前後を最後に、大きなスキー大会の開催がなく、ようやく2014年度から、全国中学校スキー大会、全国高等学校スキー大会、全国学生(インカレ)スキー大会などの全国的な大会が開催されました。その後は大きな大会開催がなく、うまくまちづくりにつながっていない。

大鰐町では、平成25年に策定した「大鰐町第6次総合振興計画」において、スポーツによるまちづくりの推進を基本目標の一つに掲げ、大鰐温泉スキー場の恵まれた環境と、長期にわたり受け継がれてきたスキーの伝統を生かし、「温泉とスキーと農業」を地域づくりの基本としてまちづくりを推進している。

スキーに対する町民の理解や期待は高く、長い間青森県のスキー競技のけん引役となってきたが、町財政の逼迫やスポーツに対する価値観の多様化、少子化等により、競技人口が減少しており、スキーによるまちづくりの懸念材料になっており、長期的な視野に立ったスキー振興計画が必要となっている。

【事業計画の概要】
「スキーの里づくり計画(仮称)」は青森県と大鰐町の共同実施事業とし、それぞれ役割分担しながら大鰐温泉スキー場を重点的に整備することにより、常時スキー国体が開催できる施設、青森県のスキー競技者の育成・強化の中核施設とする。

【事業の実施年度】
令和4年度から概ね5ヵ年で計画を実施する。この間、大鰐町では2026年の国体開催をはじめ、プレ大会の開催を実施しながら必要な整備を進める。
とりあえず、5年後の令和8年(2026年)国体開催をゴールとし、そこから逆算して施設整備計画を策定する。令和4年度を調査及び計画策定の年とする。

【アルペン競技】
冬季アジア大会を開催したFIS(国際スキー連盟)公認の雨池コースを有し、全国的な大会も多数開催されている。平成24年度にFISの公認を更新したが、より効率的に競技運営を進めるために、雨池コースに競技専用のリフトを設置することが要望されている。このリフトの設置によって、効率的な競技運営だけではなく、練習時のスムースな選手輸送が確保され、選手育成にも大きな効果が期待される。
また、近年のアルペン競技の会場整備にあたっては、最新の人口降雪機がフルに活用されており、少なくとも大量の水によるコース整備が不可欠なため、雨池コースへの設置を検討する。
 また、選手育成には練習ゲレンデの確保とナイターの実施が不可欠である。そのための一つの案として、第二スキー場の復活(第5リフト改修とナイター)を検討する。

【ジャンプ競技】
ジャンプ台は、冬季アジア大会および2015年のインターハイで使用したノーマルヒルが健在である。しかし、今後の国体等の全国的な大会の開催も視野に入れると、FIS規格に適合するように大幅な改修が必要である。また選手育成の面からは、競技に取り組むきっかけとなるミニジャンプ台から、段階的にヒルサイズの大きいジャンプ台が必要である。
具体的には、初級者が気軽に飛べて、底辺拡大につながるK点20m前後のスモールヒルジャンプ台、K点40m前後のミディアムサイズのジャンプ台が必要である。

【クロスカントリー】
クロスカントリーコースは、平成24年度にFISの公認を更新しており、コースそのものに問題はないが、コース作りの主役となる圧雪車の導入が求められている。現在はゲレンデ整備の圧雪車を借りてきている状態だが、効率的なコース整備ができずに、大会開催時はもとより、普段の練習用のコース整備も思うに任せない状況である。

【競技運営や選手育成の中核施設】
国民宿舎「おおわに山荘」が」営業を中止して既に10年以上が経過しており、老朽化が激しく、再開のめどは立っていない。大鰐温泉スキー場を競技スキーのメッカとして再興するために、合宿時や大会開催時の宿泊施設として、大会運営本部として、「おおわに山荘」に代わる施設の整備が求められている。(「おおわに山荘」の改修、改築も含めて)

【実施予定の主な事業】
① 雨池スキーコース競技専用リフトの新設及び人工降雪機の更新
② K点20m、K点40m、ノーマルヒルジャンプ台の設置(改修)
③ クロスカントリーコースの拡幅、専用圧雪車の購入
④ おおわに山荘に代わる合宿・宿泊施設及び大会事務局の常設施設(おおわに山荘の改修、新設も含めて)
⑤ 夏場のトレーニングのできる通年施設の整備(サマーシャンツェ、ローラースキーコース、グラススキーゲレンデ…)
⑥ 国体をはじめとする全国規模の大会誘致
⑦ ジュニアからシニアまで合同の研修会、強化合宿(育成強化システムの構築)
⑧ 選手への助成制度の充実⇒経済的負担軽減による選手層の拡大
⑨ スキー大会開催に必要な設備備品の整備
⑩ スキー指導者及びスキー競技役員等の確保、育成